Kind's room

アニメの感想、考察など。

2017秋アニメ・ヒロイン6選

個人的に好きだった2017年秋のヒロインをランキング形式で発表していきたいと思います。

いつもは10人選んでそれでも足りないぐらいなんですが、今期に関しては萌豚ハートを刺激してくるような作品が少なかったのか、はたまた単純に自分の萌豚モチベーションが下がってきただけなのか、普段より少ない「6人」のみを選出する形となりました。

それでは早速6位からどうぞ!

 

 

6位   篠崎奏多僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

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一家に一台は欲しいブラコン妹。家でも学校でも執拗に甘えてくる重度のブラコンっぷりに加え、常時着用している猫耳付きフードや「ω」みたいな口も相まって小動物のような可愛さがありました。高校生とは思えないほどのあどけなさを残したその見た目通り、まだ性的なことには目覚めてない感じだったので、全体的にエキサイティングでエキセントリックなキャラが多い本作のなかでは良心的な存在でした。また、兄の遥が修学旅行で居なくて一人寂しくお留守番してるときに着信がきてパァァってなったシーン(画像参照)では本作における萌え最大瞬間風速を観測。

 

 

5位   津島善子ラブライブ!サンシャイン!!

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個人的2016年間ベストヒロインだったヨハネもとい善子の可愛さは2期でも健在。ただ正直なところ、サンシャイン!!のコンテンツに一切触れないまま1年以上経過していたせいか、善子に対する熱は結構冷めてたところはあったんですが、5話の犬を拾うエピソードで改めて好きになりました。善子のアイデンティティとも言える"堕天使"が、単なるキャラ付けでなく、自分が小さい頃から不運の道を歩んできたからこそ、中二病という言わば「"運命"を信じ続ける象徴」として強く生きていたことが明かされ、普段の言動の裏に隠されたその健気な生き様に心打たれました。そんな善子の生き方に感化された梨子との通称"よしりこ"の組み合わせも2期でゴリ押しされて個人的に嬉しかったです。あと12話の投げキッスで無事堕天しました。

 

 

4位   鹿角理亞ラブライブ!サンシャイン!!) 

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これまでは無愛想で生意気で常に喧嘩腰で登場するたびヘイトを募らせるようなキャラクターだったSaint Snowの妹がここまで劇的に可愛くなるとは。姉・聖良と2人で出場する最後の大会というプレッシャーから失敗し、自責の念に打ちひしがれていた姿は、1期の「遊びじゃない」という台詞も相まって彼女のラブライブ!に賭けるひときわ強い想いが感じられました。そんな中、同じ1年生であるルビィと「姉が大好き」という点で繋がりつつ「姉への想いを込めた歌を贈る」という目標に向かい手を取り合った後は、今まで秘めていた可愛さが爆発。ルビィ達が泊まりに来る前にウキウキ部屋を掃除してるシーンやルビィと作詞してるときに見せた年相応の無邪気な笑顔は、これまでの愛想の悪さとのギャップもあり破壊力抜群でした。ルビィとのほっこり友情エピソードがすごく良かっただけに、最後のライブシーンも2人だけでやって欲しかったなって個人的には思いますね。

 

 

3位   松本里緒菜王様ゲーム The Animation

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このアニメを最後まで見続けて良かったと思える唯一の要因であるところのツンデレお嬢様キャラ。中盤までは容姿が異様に可愛いモブ程度の印象だったんですが、8話あたりから持ち前のツンデレを武器にヒロインとしての魅力を見せ始め、10話で完全にメインヒロインの地位を確立しました。他の登場人物が自分の命に執着するなか、自分より主人公・伸明を心配する姿が印象的で、その天使のような優しさやお手本のようなツンデレっぷりはこの作品唯一の良心でもありました。思えばオープニングでも結構メインの立ち位置にいましたし、里緒菜さんを中盤まであえて埋もれさせ、終盤に満を持してメインヒロインとして活躍の場を与えた采配が良かったですね。残酷(雑)な死亡シーンが多い本作でありながら、最後まで生き残りつつ伸明とロマンチックな最期を遂げたあたり、制作陣からも相当愛されていたように感じます。どことなく『迷家』のマイマイさんを彷彿とさせるようなヒロインでした。

 

 

2位   小宮恵那Just Because!) 

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今年度の後輩キャラオブジイヤー。中盤までのやたら懐いてくる後輩キャラとしての立ち位置も良かったですが、7話で主人公・泉に対する認識が「写真使用OKして欲しい人」から「好きな人」へと発展してからは、今までの天真爛漫さが抜け落ちたと同時にヒロインとしての風格が漂い始めて更に可愛くなったと思います。泉の気持ちが夏目に向いていることを知りつつ、それでも振り向かせようとする積極的な姿勢には心打たれました。彼女の魅力としては、恋敵である夏目に宣戦布告しながらも泉の夏目に対する気持ちを純粋に応援する健気さ、ランニング中の泉にお茶を手渡したりチョコの一つにまで気遣いを込める優しさ、「好き」や「ごめんなさい」を当人の前でハッキリ伝えられる素直さなど、挙げたらキリがないほどヒロインとしての要素を備えていましたね。そして9話で言い放った「偶然じゃないから、待ち伏せだから」は今期の萌え台詞大賞を受賞。

 

 

1位   有山雫僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件

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今期は終始1位をキープしたまま圧倒的な強さでしょびっち姉ちゃんこと有山雫さんが優勝ヒロインの座を獲得しました。容姿から既にめっちゃ可愛い有山雫さんですが、最大の魅力は何と言っても立ち振る舞いの"ギャップ"でしょう。主人公・遥に対して普段は過度にスキンシップしたり下ネタを連発してちょっかい出すわりに、いざ自分がカウンターを喰らうとすぐ"女の子"の反応になってしまうところが典型的な『しょびっち』という感じで最高に可愛いかったです。また普段の能天気な性格とは対照的に、クラスの中では友好的な振る舞いで人気者の地位を得てたり、料理を筆頭とした高い女子力を兼ね備えてたり、平らな胸にコンプレックスを抱いていたりなど、ラブコメヒロインに相応しい要素を網羅してるところもポイント高いですね。昔から幼馴染である遥に一途でありつつも、遥と秋穂の恋仲に割り入るのでなく一歩引いた立場で「お姉ちゃん」として優しく後押しするような健気な姿も印象的でした。文句なしで今年度の幼馴染オブジイヤーです。有山雫さんの声を担当された武田羅梨沙多胡さんの今後の活躍にも期待したいですね。

 

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というわけで2017秋のベストヒロインは有山雫(cv.武田羅梨沙多胡)となりました。クール全体を見ても『しょびっち』が一番強かった印象を受けます。1位と2位が報われない系ヒロインになってしまったのはオタクの"性"って感じがしますね。
また今回ランクインこそしませんでしたが、
ジュジュ魔法陣グルグル
板垣ねねつうかあ
黒澤ダイヤラブライブ!サンシャイン!!
愛川美咲僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
あたりも好感度が高いキャラでした。
果たして来期は有山雫さんを越えるヒロインが現れるのか心を豚にして待ちたいと思います。

その前に『One Room』でも見て萌豚モチベーションを取り戻すためのリハビリするか...